ダブル発電売電単価のデメリット

ダブル発電エネファーム

ダブル発電のデメリット

発電源を2つ持てる、電気代ゼロと夢のようなメリットに恵まれたダブル発電ですが、デメリットがあります。

例えば、エネファームによるダブル発電の場合、初期費用が莫大なものになってしまいます。

太陽光パネルの設置と同時にエネファームもとりつけるのですから当然です。

太陽光発電、エネファームの設置それぞれに約200万円必要だと考えると、合計で400万円程度の出費になります。

エネファーム設置に関しては補助金が交付されることもありますが、それでもなかなか簡単には出せない大金です。

また、ダブル発電最大のデメリットと言える、売電単価の引き下げです。

蓄電によるダブル発電を行うと売電単価が低くなってしまうという大きなデメリットが存在します。

ダブル発電にすることにより、売電単価が6円下がり、35円から29円に下がります。これは大きな差です。

容量 10kW未満
区分 余剰買取 ダブル発電・余剰買取
出力制御対応機器の

設置義務

なし あり なし あり
調達価格 33円 35円 27円 29円
調達期間 10年間 10年間

蓄電しないで売る場合よりも数円程度低くなるだけのように思われますが、長い目で見れば大きな違いとなります。

もちろん、エネファームでダブル発電を行い売電をするときにも同じことが発生します。

従いまして、初期費用に大きなお金がかかる事と、売電単価が引き下がる事によって、太陽光発電の様に初期費用を回収するという事は、現段階では不可能です。

ですが、もちろん太陽光発電と、エネファームのダブルで発電しますので、家庭内の電気を全て賄う事が出来る事や、災害時の大きな支えになる事が普及の大きな支えになっています。

それでは、ここでもう一度ダブル発電のおさらいをしておきましょう。

発電源を2つ持つダブル発電

エネファーム
ダブル発電とは、その名の通り発電源を2つ持つことを指します。

通常では太陽光発電を導入すると同時にエネファームという設備もとりつけることになります。

エネファームとは、都市ガスや天然ガスから取り出した水素を酸素と反応させ、発電する技術設備の事です。

このエネファームを導入することにより、太陽光とガスエネルギーの両方を通じて発電を行うことが可能です。

また、エネファームで発電する際には熱も発生します。

この熱を使用してお風呂を沸かしたりお湯を作ったりと給湯することも可能になります。

あるいは、太陽光発電で生み出した電力を住宅用蓄電池などに蓄電しておくこともダブル発電と呼ばれます。

太陽光発電によって余った電力を売電せずに取っておき、太陽光が少なく発電できないときに使用するというスタイルがあります。

ダブル発電のメリット

ダブル発電メリットまず、エネファームを使用した場合のメリットを見ていきましょう。

エネファームを利用するダブル発電のメリットは、何といっても電気代が安くなることです。

設備そのものにはお金がかかるものの、電力会社から電力を購入することがほとんどなくなるので、光熱費を最小限に抑えることができます。

もちろん、太陽光発電・エネファームの設置完了後の管理費なども少ないため、電気に関する全体的なコストが抑えられることが見込まれます。

これにより、一般的な4人家族の場合、年間で5万円から6万円程度の電気代を節約することができると言われています。

エネファームから日常使う電気量の50%を賄うことができるので、太陽光発電を通じて得られた電力を積極的に売電することも可能になります。

さらに、天気の悪い日にも安定した電力供給を受けることができます。

一方、蓄電池を利用したダブル発電にもメリットがあります。

それは、理論上は電気代を全くかけずに生活ができるようになるということです。

通常は晴れている日であれば発電電力が使用電力を上回るため、その余剰分を売電することが可能です。

しかし、余剰分を売らずに蓄電しておけば、太陽の出ていない夜間や悪天候の日でも安定した電力供給が可能になります。

結果、いわゆる「電気代ゼロ」の生活が実現するのです。

安定供給のメリット、金銭面のデメリット

ダブル発電によるメリット、デメリットを考えたうえで言えるのは、ダブル発電を導入すれば太陽光発電の実のシングル発電よりは電力供給が安定するものの、設置費がかさんだり売電単価が下がったりと金銭面での問題があるということです。

場合によっては「普通に電力会社から電気を買う方が安上がりだった」ということにもつながりかねません。

環境問題との兼ね合いも考えつつ、自分の家庭でどのように電力を使っていきたいのかを明確にし、丁寧に検討していく必要があるでしょう。

太陽光発電は単純に金銭面のメリットを受ける事が出来、エネファームでは災害用の電源確保という部分を強化するという位置づけになります。

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