ビオトープソーラーとは?

ビオトープソーラー
「ビオトープ」って何?

ビオトープ、という言葉をご存じでしょうか?

ビオトープとは生物学で使われている言葉で、ドイツ語でたくさんの生物の群れが生息する空間の事を指します。

英語だと「バイオトープ」、日本語だと生物空間と訳され、元々はギリシア語の命と場所を意味する単語を組み合わせた造語から来ているのだそうです。

こんな風に文字で見るととても難しいものに感じますが、ビオトープは命ある生き物がより生きていきやすい環境を整えた空間のことを指す言葉でもあります。

そう考えると、例えば野菜が育ちやすいように耕した畑も、ビオトープだと考えられるでしょう。

ビオトープとソーラーの関係性

生物の行きやすい環境を整えた空間の事をビオトープと呼ぶのであれば、なぜそれがソーラーと結びつくのでしょうか?

ビオトープは広い土地の中だけではなく、小さな水槽という環境で作られることも多くあります。

砂利やろ過材などを上手く利用し水のろ過を促し、ろ過をするための部分と魚が住む部分を区切ることによって、1つの水槽内で魚に取って住みやすい環境を循環させながら作って行くシステムです。

この時綺麗になった水を魚が住む部分に流すためにポンプが必要になります。

そのポンプを動かすためにソーラーパネルを使うのです。自然のエネルギーだけで生き物に適した環境を作る。ビオトープとソーラーには深い繋がりがあるんですね。

ビオトープは家庭でも作れる?

ソーラー水槽ビオトープは一般家庭や学校など、大掛かりな設備を準備するのが難しい場所でも作ることができます。

先に出たように小さな水槽内でも最初は人工的な材料から始め、苔など自然なものを繁殖させることで小さな空間にもビオトープを作ることは可能なのです。

しかし、水を循環させるにはそれなりのパワーが必要なんじゃないの?

そう思われるかもしれません。

しかし小型の水槽であれば市販されているソーラーパネルでも、十分力を発揮することができます。

ソーラーパネルと言われれば、企業が設置する大きなものを想像しがちですが、実はプラスチックのように薄く小型なものもあるのです。

こういった物を利用すれば、家庭でビオトープを作ることも可能ですよ。

費用はどのくらい?

最近マンションなどビルの屋上を緑化することが話題になっていますが、あのような中にもビオトープは存在します。

人工的に川や池、湿地をつくることで虫や鳥が集まり、植物が育ちやすい空間を作って行くのですが、どのくらいの費用がかかるものなのでしょうか?

屋上程度の広さで考えると、水場もそれなりの大きさになります。

その水をソーラーの力で循環させるとなると、もちろん水槽用のものよりも大きなパネルが必要になりますよね。

その場合人工池を作るための材料などと合わせ30万円程〜100万円程の金額になることが多いようです。

電気代がかからないことを考慮すれば、それ程高い金額ではないのかも知れません。

広域でのビオトープとソーラー

ビオトープは特定の生き物を対象として作られることがあります。

例えば発電所の敷地内にトンボに特化したビオトープを作り、学習や研究に役立出ているような施設もあり、その環境は様々です。

ただ広域になればなるほどソーラーの発電のみで必要な電力をまかなうことは難しくなり、日照時間が短い地域や雪が多く振る地域ではなおさら発電量が足りなくなってしまうこともあります。

寄付金などを募りソーラー発電の設備をしっかりと作ることでエコな環境づくりを目指す団体もありますから、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。

ビオトープに必要なソーラーエネルギー

ソーラーエネルギーソーラーパネルの設置条件や電圧にもよりますが、公園などに作るちょっとした人口池であれば400W前後のソーラーパネルを数枚〜数十枚設置することで、必要なエネルギーを得ることができるとされています。

一般家庭で使われるドライヤーが1000W以上ということを考えると、思ったよりも小さなエネルギーでビオトープは維持されているのですね。

一般家庭用の小さなソーラーパネルなら価格も1000円〜2000円くらいと安価ですし、普通に電源を取って循環用のポンプを動かすよりもずっと少ないコストで環境を整備していくことができます。

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